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2019年 11月 19日 引退ブログ!(吉瀬)
こんにちは、3年の吉瀬です!
今日は報告がございます。
サッカー部を引退しました!!
もう?と思う人もいるかもしれませんが、大学サッカーのリーグ戦は大体この時期に終わります。そうすると大学生としてはあと1年ありますが、理系の大学だと引退ということが多いです。それは4年生になると、大学院に進学したり就職するための準備だったり、研究室の活動が本格的に始まったりするためです。
松葉杖で働いていた期間もだいぶ長かったので知っている人も多いと思いますが、僕は1年生の始めから3年生の夏までずっと怪我をしていて、実際にプレーできたのは3年間のうち、2か月にも満たないくらいでした。復帰してからも勘や体力が戻らず、結局最後まで思い通りにプレーできないまま引退を迎えてしまいました。幼稚園のときから続けてきたサッカー人生の終わりがこれかと思うと、悔しいし残念なことだと思います。
しかし、引退を迎えた瞬間に僕の感情はそんな負の感情とは正反対の、大きな満足感でした。中学や高校の引退のときは寂しさや悔しさでいっぱいだったのでどうしてこうも違うのか、こんな状況でよく満足できるなと自分でも思いましたが、少し落ち着いた今ならなぜ満足できたのか分かる気がします。
それは、自分が置かれていた状況下でやれることはやり切ったという実感があったからです。
中学や高校では大きな怪我はなくプレーすることができましたが、逆に練習で妥協してしまったり、自主練を怠ったりしていたので引退の時にはもっとああすれば良かったなあ、みたいな後悔がありました。それに対して大学サッカーでは、ケガをしていたからこそチームのためにできることをやろうと常に考えていました。具体的にはリハビリをしながらビデオを撮ったり練習の手伝いをしたりすることができました。そして散々引き延ばしていた分、実際にプレーできた時の喜びはうまく表現できないですが、気持ちのよいものでした!
もともとの性格的にチームのために動くことはそこまで苦痛には感じていませんでしたが、友達が楽しそうにサッカーをしているのを見ていることしかできなかったときにはもどかしい気持ちもあったし、部活をやめようかと思ったことも何度もありました。せっかくの大学生活で部活の見学をして終わってしまうのはどうなのだろうかとも思いました。そんな中で最後まで続けてこれたのは当然自分の力だけではありませんが、ある意味で成功体験になったし自信になった気がします。大げさに言えば、自分なら今後どんなに大きな困難にぶつかったとしても、決して屈せずに自分のベストを出そうと努力できると思えます。
みなさんも大学生になったら、新しいことに挑戦するのかもともとやってきたものをさらに極めようとするのかわかりませんが、とにかく全力で一つ一つのことに取り組んでみてほしいなと思います。大学生になると本気になる機会自体が減っていると感じますが、やっぱり本気でやるからこそ得られるものも多いです。
もう少しこの話題について書くので明日もお楽しみに!