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2019年 10月 25日 時間を測ろう!(吉瀬)
こんにちは、3年の吉瀬です。
突然ですがみなさんは、勉強時間を測っていますか?
誰しもが1度はタイマーで測ってやろうと言われたことがあるのではないでしょうか。
なぜこんなことをやるのかというと自分の学習時間を把握して、案外できていなかったら気を引き締めたり自分をほめたりするためです。確かに、自分の勉強時間なんてタイマーを使わなくても自分でわかっているし、、と思う人もいるかもしれません。
しかし、人間の認識能力や記憶はそこまで優れていません。実はこのことは科学的な見地からノーベル賞を受賞したダニエル・カーネマンさんの研究によって証明されています。
それによると人間は何かを体験したときに記憶するのはその出来事の一番印象深い「ピーク」の部分とその「終わり」だけであり、「ピーク・エンドの法則」と呼ばれています。
特に時間の長さについての脳の記憶能力は非常にあいまいで、僕はもう自分の修学旅行が何日間だったのか思い出すことができません。
このことを受験勉強に適用すると、その日の勉強の中身がどんなものだったとしても脳が記憶するのは、その日に一番印象的だったことと帰り際の勉強内容だけであるということになります。つまり、どれだけ机に座ったばかりの時間に集中しないでいたとしても、最後だけ集中して充実した時間を過ごすことができれば、私たちの脳は「今日はよくがんばった」と認識してしまうのです。逆にどれだけ最初はがんばっていても最後に集中力が切れてしまったら、満足した気持ちで帰ることはできません。
したがって、正確に日々の勉強時間を把握するためにはしっかりと計測するしかないのです。
全統までは残り2日ですね。最後までできることをやり切って本番を迎えてください!
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