毒(吉瀬) | 東進ハイスクール 新宿エルタワー校 大学受験の予備校・塾|東京都

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2018年 6月 30日 毒(吉瀬)

こんにちは!
農工大2年の吉瀬です。
 
実は今週2回目の登場ということでもう既に授業を紹介してしまったわけですが、
前回は農学部っぽい授業を紹介するのを諦めてしまい、後悔したので今日は
環境毒性学
という授業を紹介したいと思います!
 
正直、意識していないと見逃してしまうかもしれませんが
ほぼ毎日何らかの生活物品から金属イオンなど化学物質が検出されたというニュースが流れているんです。
(最近で僕が印象に残っているのは一週間前ごろに韓国製のベッドからラドンという金属が過剰に検出されたというニュースです。)
こういったところで紹介されている”毒”について、そもそも”毒”とは何なのか、その対策にはどういったものがあるのかなどについて勉強しているのが環境毒性学という授業です。
 
”毒”と聞くと動物が護身のために使うものだったり、殺人に使われるヒ素だったりを思い浮かべる人も多いかもしれませんが、人間の健康や生活環境に害を及ぼす物質全般をさすので身の回りには毒が至る所に潜んでいます。
例えばスマホです。先日の澤田担任助手の携帯電話に関するブログを覚えているでしょうか。(とても身にしみる内容だったので忘れてしまった人はチェックしてみましょう!
 
“毒”は検出されたらその製品を使用禁止にして回収するなどして排除されます。
容量応答関係と言いますがどんなに弱い毒でも体に蓄積されると生命にも危険を及ぼすからです。
 
だからみなさんにとっても、これは毒だなーと感じるものがあればそれは排除しなければなりません。
一日単位では受験勉強に対して害を及ぼしていないと感じても受験が終わるまでの長い期間でそれが続くと受験の結果に大きな影響が及ぶと思います。
 
ただ、毒を完全に排除するのは結構大変です。現にみなさんも排除しなければならないと思いながらも排除できていない毒がたくさんあるのではないでしょうか。
明日からは7月ということで受験の天王山、夏休みに向けての助走も始めていかなければならないと思います。夏休みに入ってから毒の処理を始めるのでは遅いです。夏休みが始まるときにはすっかり毒が排除されて勉強に集中できる環境を整えてほしいです。
 
夏休みの圧倒的な学習量の確保、そして次の8月模試で圧倒的な結果を出すために
できるだけはやく自分にとっての毒と向き合ってみてください!
 
明日のブログは原田担任助手です!お楽しみに!