ブログ
2020年 5月 24日 志作文(若林)~夢、志が私を変えた~
皆さんこんにちは!担任助手1年の若林です!
今日は、私の志作文を発表します!!!
私は現在、星薬科大学薬学部薬学科というところに通っています。中高は、学習院女子中高等科というところに通っていました。私が通っていた高校は、ほとんどの人がそのまま学習院大学に進学します。しかし私は高1の夏ぐらいに受験をしようと決め、高1の冬に東進に入りました。今日は、
なぜ私は大学受験という道を選んだのか
私の志(将来の夢など)
をお伝えしようと思います。私の志作文が、皆さんの夢や志を見つける一つのヒントになれば幸いです!
まず、私が受験を決めた理由です。私が受験を決めたのは、簡単に言うと、薬剤師になりたかったからです。
薬剤師になるためには、薬学部に行かなければいけない。そして学習院大学には薬学部がありません。だから必然的に受験をするという道を選ぶことになりました。
ではなぜ、私は薬剤師になりたいと思ったのか。
私が薬剤師になりたいと決めたのは高1の夏頃です。きっかけは一人の薬剤師の女性に出会いでした。その方と二人で話す機会があり、薬剤師について話を伺いました。その後、自分でいろいろ調べ、薬剤師とい仕事はただ薬局でお薬を出すだけの人ではないことを知りました。製薬会社や化粧品会社にも薬剤師は必要ですし、麻薬取締班も薬剤師の免許が必要です。調べたことで、薬剤師にはこの様にたくさんの働き方があることを知りました。
また、医者がいるだけでは、病気を治すことができません。最後はどんな形であれお薬にたよることになります。そんな医療の核となるものの知識を得て、そのプロフェッショナルになれるのが薬剤師です。私はこれらの魅力に惹かれ、薬剤師を志すようになりました。
しかし、私の中で薬剤師になるというのは一つの中間目標です。「お薬を通して医療が行き渡っていない国に質の良い医療を届ける」というのが今の目標であり、志です。
この目標を持つようになったきっかけは、東進や学校で何度も聞かされたノブレスオブリージュという言葉です。(説明は省きますが、素敵な言葉なので皆さんも是非調べてみて欲しいです。)この言葉にインスパイアーされ、どうやったらなるべく多くの人に助けの手を差し伸べることが出来るのか、と考えるようになりました。
日本は世界の中でも医療技術が発達しているほうですが、世界にはまだまともな医療を受ける環境が整っていない国がたくさんあります。彼らにも私たちが受けているのと同じような医療技術を受ける権利は当たり前にあるはずです。医者だけでなく、薬剤師もこのような地域に医療を届ける力は十分にあります。このことから、私は薬剤師として、そのような人々に手を差し伸べることが自分の出来る最大のノブレスオブリージュだと考え、一つの大きな目標になりました。
ここまで聞くと、私はすごく真面目な人間に聞こえるかもしれませんが、私は全く真面目ではありません。(笑)実際中学の時は、「なんで一生使わない内容の勉強をしなきゃいけないんだ!」「真面目に勉強している人はなんて時間を無駄にしているんだ、可哀想」と本気で疑問に思っていました。もちろん勉強はほとんどしていませんでした。
そんな私でさえ、志が決まった途端に勉強をするようになりました。この経験から、私は夢志を持つことが本当に大切なことだと身をもって言えます。残念なことに、大学受験のあとでは手遅れになってしまう場合が多々あります。逆に言えば、皆さんは今ならまだ間に合うというわけです。
そんなこと言われても…見つけられないんだ…
と思っている人もいるでしょう。そんな人に言いたいのは、
探すことをやめないでください
情報を収集するのをやめないでください
といことです。一見興味がないことに見えても、深く知ることでその分野の魅力が見えてくるかもしれません。(わたしもたくさん調べて知るまでは薬剤師に興味はありませんでした。)
また、私は必ずしも「将来は〜になりたい」という志である必要はないと思います。極端に言えば「カッコよくなりたい」という志でも良いと思います。その志をもとに、今すべきことが明確にできればそれだけで意味をなします。
長くなりましたが、これが私の志作文です。
最後に、自分が出席した東進の公開授業の際に大岩先生が仰っていた印象的な言葉を紹介して終わろうと思います。先生は生徒に「勉強する意味がわからない」と聞かれたときに、こう答えるそうです。
「勉強は、今は意味がないことに感じていてもやればあとで必ず意味がついてくる。今やっている勉強が大きな意味をなすような人間になりなさい。」