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2020年 6月 1日 全国統一高校生/中学生テストに向けて、校舎からメッセージ(森永)
皆さんこんにちは!担任助手1年生の森永です。
6月に突入しましたね。徐々に夏本番が近付いてきたことを感じます。今年は例年と異なり、イレギュラーな環境下で過ごさなければならなくなっている方がほとんどだと思います。皆さんは毎日をどう過ごしているでしょうか?
毎日を規則的に過ごすためのポイントを一つ挙げるとしたら、短い期間での目標を持つことです。目標に向けてやるべきことを具体的に箇条書きで挙げていき、一日にやることを割り振ります。するとその日にやるべきことが明確に把握できるので、毎日を有意義に過ごすことができます。
毎日をもっと充実させたいと思う方に向けて、私から提案したい目標は、全国統一高校生/中学生テストで高得点を取ることです!!
6月20日に全国統一中学生テスト、6月21日に全国統一高校生テストが実施されます。
この模試を受けることの意味は、先ほども述べた通り、毎日の学習をメリハリをつけて進めるための指標になることです。いま勉強リズムが崩れてしまっていると感じる人は全国統一高校生/中学生テストで目標の点数をとるために頑張ってみるのはどうでしょうか。
模試を受ける意味はほかにもあります。ほどよい緊張感を保ったまま問題を解く練習になることです。本番の試験で実力をきちんと出すためには、緊張感が無さすぎても、逆に緊張しすぎるのもよくありません。実際の試験を想定して作られた問題を解くことで緊張を保ち、かつ、集団の中で全員が時間を合わせて試験を受ける経験をすることで本番に慣れます。本当の本番では練習以上の力が出せないと思って真剣に受けてみましょう。
それでは、もう少し具体的に模試でやるべきことを挙げてみます。私の受験生時代の体験から話すことなので、参考として読んでください。
模試を受ける前、受けている最中、受けた後に分けてみます。
受ける前、私は数学でなかなか点数が取れなかったので、東進のコンテンツを利用して数学の計算練習をしていました。苦手科目は模試直前に集中的に対策することも一つの手かもしれません。
さらに、模試の前の晩は筆記用具、受験票、そして腕時計を必ず持ち明日の持ち物として用意しておきます。私は今までに、受験票は二回、腕時計は三回ほど家に忘れていったことがありました(忘れすぎ)。いずれも模試でやらかしたことだったので、事無きを得ましたが、万が一本番で起こったら悲劇です…..。高校三年生になるとスケジュール帳に毎回チェックリストを作って忘れ物をしないように対策しました。
模試を受けている最中、最も集中力が試される瞬間の一つに英語のリスニングがあるのではないでしょうか。リスニングは得意な方ではありましたが、耳からしか入らない情報は少しでも気を抜くと聞き逃します。私はリスニング音声が流れているときは問題用紙の一点をひたすら見つめて余計なことに気を取られないようにしていました。メモは単語だけなど最小限に留めました。
模試を受けた後は、その日中に自己採点をしました。すぐに自分の間違いに気づいて復習につなげられますし、後日通知される実際の点数と比較して、自己採点の正確性を高めることもできます。
大学受験期、模試を通して点数を上げられた科目は国語でした。現代文で、確かな根拠がないのに答えを決めてしまう癖を直して、問題の本文を正確に読む練習を積んだことで点数が安定するようになりました。
一方で、常に模試で点数が芳しくなかったのは社会科目(世界史と日本史)と数学です。いま振り返ると、数学は基礎的な部分の計算練習の時間、社会科目は苦手な範囲を潰すための時間をもっと早いうちから取っておくべきだったと思います。
私は東進で世界史と日本史両方の講座をとっていて、内容を完全に理解するまで時間をかけて受講していました。受講自体は一日単位での計画を立てて実行したおかげでよく進みました。しかし一方で、その知識がどれだけ定着しているかを毎回の模試で確認し、次の模試でさらに定着度を上げていくための復習の時間が十分でなかったように感じます。
数学も同様に、公式理解などはしていても、実際の問題で解法を考えて答えを計算するまでの時間がかかりすぎてしまっていました。
生徒の皆さんは一人一人学習の進捗具合が異なり、得意・不得意な科目もそれぞれあるでしょう。
大切なのは今の実力を把握して、足りない部分を補うために必要なことを分析し、実際にやってみることだと思います。いろいろな人のやり方を知り、自分にも応用できそうな部分を抽出して真似することも、課題克服のひとつの手段になると思います。個人的な体験を列挙しすぎた感がありますが、皆さんの状況と共通する部分がないか探してみてください。
全国統一高校生/中学生テストに向けて、これから毎日担任助手が模試に関する記事を更新していきます。是非チェックしてみましょう!